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2014年1月25日土曜日

START!



ついにシンガポールに到着しました。


モラトリアム謳歌の旅が始まります。


シンガポールを歩く前に、今の気持ちを。


今まで一ヶ月半、フィリピンで英語を勉強していました。


そこで改めて思ったのが、自分は本当に恵まれているということ。


貧しい国の人の話をまともに聞けたっていうことは、英語をめっちゃ勉強したことに加えて、すごいためになりました。


いろいろ参考になる話はありました。

本題とはズレますが、一つは、彼らは実情を認識していて、変える必要があると思っている。

でも、政治システムがとてもややこしい。

日本の政治システムは、三権分立しっかりしてて、透明なんだと実感しました。

(まぁ、別の意味で不透明な部分は多々ありますが...)

これは本当に驚いたこと。

政治システムを変えることができればフィリピンは成長するだろうなと思いました。


本題に戻って、

彼ら(先生)の給料について。

彼らの日給は日本の時給。

まぁ、英語の先生って、彼らにとって簡単(ではないとは思いますが)なので、給与水準は低めらしいですが。

それにしたって、とても少ない。

いや、物価が安いから、フィリピン経済としては上手く回ってる。

日本人生徒っていう外貨獲得手段も持ってる。

でも、ここで言いたいのは、自分が恵まれているっていうこと。


彼らの夢は、“先進国の人の生活をする”っていうこと。

家を買って、車を買って、旅行をして。

それだけのこと。日本人にとって。


僕は旅行にむけて100万円くらい貯めましたが、彼らがそれだけ貯めようと思ったら、少なくとも僕の10倍は働かないといけない。

たぶん10倍じゃ済まない。


彼らにとって、世界旅行は夢のまた夢。

実現可能性は限りなくゼロに近い。

でも、僕にとって、日本人にとって、やろうと思えばできること。

リスクをとって、時間を使う覚悟ができれば。


フィリピン人は家族を養うために、海外に働きに出ています。

親戚に少なくとも一人は海外に出ているって。

考えてみれば、それってものすごい覚悟がいると思う。

全く知らない土地で、身一つで働くって。

今まで築いてきた人間関係とか置き去りにして、新たな土地で生活するなんて!

世界旅行なんかよりよっぽど勇気がいると思うんですよね。

何人かの先生も、これから海外に行って仕事を探すって言ってました。


ここまでが改めてフィリピンで実感したこと。

・恵まれていること

・夢を追うこと



もう一つ、考えてきたこと。


未来を思うこと、現在を知ること。


正直、今の自分にこれといった夢はありません。

ていうか、世界旅行が夢でした。

さっき述べたように、夢は追うためにあると思うんです。

年取ってからでもできるやんって話なんですけど、今やりたいことってこれでした。

他にもやってみたいことっていっぱいあります。

・アメリカのベンチャー企業でワクワクしながら働く

・ジャーナリストになって世界のリアルを伝える

・国際機関で世界のために働く

・田舎で農業してスローライフ

・安定した公務員で趣味に没頭する


本当に、やってみたいことってたくさんある。

でも、これが夢ですってはっきり言えるものがこれといってない。

なぜか。

価値判断できるほど、大人じゃない。


はっきり言えば、日本で普通に就活したら、就活生といっぱい話すけど、結局みんな似た者同士。

クレイジーな考え方持ってる人は、普通に就活なんてしてないはず。

クレイジーな考え方の人と話したいって言ってるわけじゃない。

言いたいことは、クレイジーって誰が決めたのか?ってこと。

もし日本で大学やめて海外で会社立ち上げるとか言ったらクレイジーかもしれません。

でもアメリカならどうなんだろう?


自分の世界って狭いんだろうなって思ったのが、旅の動機だと思う。


別に、旅に出て世界観変わりました!って言いたいわけじゃない。

むしろ、そんなこと言いたくない。


未来の自分を考えるために、

いろいろな人の話を聞いてみたい。

世界の現実を感じてみたい。

美しい風景に癒されたい。笑




完全に表現しきれてないけど、こんなところです。

・恵まれていること

・夢を追うこと

・未来を思うこと



では、旅、スタート!

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