もう、どんだけ真面目でいい人なんでしょうか。
カオサンからバンにのるので、てっきりカオサンまでバスで行くのかと思ってたら、タクシー拾ってカオサンへ。
100バーツちょっとかかりますが、全部彼が払ってくれました。
それから、7時前に着いたのですが、7時半の迎えまで一緒に待っててくれました。
感謝しようがないです。
これが微笑みの国タイランドか。
後味良くバンコクを後にします。
バンが来るのが遅いだとか、バンが狭いだとかはもう愛嬌です。
バンで国境まで、4時間くらいかかりましたが、昨日の疲れがあったのか、ほとんど寝てました。
道路が悪いと言われていましたが、ほんとに悪かったです。
何度バウンドで目が覚めたことか。
目が覚めてから気付いたのですが、隣が日本人男性。
50くらい？
製薬会社に勤めていたらしいです。
バンコクで、製薬会社に勤めていた人に二人も出会いました。
なんか、運命じゃないですが、そういうのあるんでしょうか。
父も姉婿も製薬会社勤めです。
転勤ばっかりで、しんどかったし早めにリタイアしたそうです。
今回は、ちょっと海外に見聞広めるために二週間ちょっとアジアに滞在するそう。
嫁は置いてきたそうです。笑
一年くらい海外旅行します。って言ったら、今しかできないし、いいんちゃうかな。って。
とりあえず働いたら、何年かは辞められへんし、なんやかんや結婚とかしたら無理やしな。って。
まぁこの意見が息子とかに対しても同じなんかはちょっと分からないですが、外に出てみると肯定してくれる人ばっかりです。
同じ境遇のような人にしか出会わないからかもしれないですが。
僕は天邪鬼なので、それだけ肯定されるとちょっと逆のことしたくなります。
いろいろ話しました。
音楽が趣味で、小さなバンドの運転手をやったりしてるそう。
趣味つながりで、一回引き受けたら芋づる式でさ。って、めっちゃ楽しそうに話します。
旅行と食べることも趣味やから、彼らの音楽も聞けて一石三鳥やな。って。
いいですよね、趣味って。
日本帰ったら、旅行が趣味です。って言えるようになるんでしょうか。
まぁ今のところ順調にいろんな人と出会ってますが。
それから、その人は大学もう一回行ったらしいです。
宗教、神学とかを学んだらしいです。
だからアジアの宗教とか建築物に造詣が深くて、ちょっと教えてもらいました。
やっぱり、日本の仏教は大乗仏教で、タイとかは小乗仏教(って言い方はちょっと差別を含んでいるので)ではなく、上座部仏教。
タイの人って、ほんとに熱心に祈ってますよね。って言ったら、彼らは自分のために祈ってるからね。って。
自分が極楽浄土にいくために祈ってる。
切実さが違うからなぁ。って。
単純明快ですね。
確かに、昨日yoopingと周ってる時にも、お寺で鐘っぽいやつ鳴らしてて、それはお布施？しましたよって仏に伝えてるんだって言ってました。
確かに自分のためですね。
でも、じゃあ大乗仏教の方が崇高なんでしょうか。
あんまりよく知らないくせにどうのこうの言うのって良くないですよね。
なんとなくですが、どっちがいいとか言われへんのやろうなぁって感じました。
なんとなく、そう感じただけです。
それから、国境ちょっと手前で、やっぱり代理店兼レストランへ。
最初は、またかよ。って思ってなんも食べる気なかったですが、ちょうどお昼時やったし、これからカンボジアでも3時間はバスやし、値段思ったより高くないしで、とりあえず食べときました。
チャーハン60バーツ。
それから案の定、男がやってきて、パスポート。って。
パパッと中見て、ビザが…って言おうとしたから、もう取ってるってe-viza見せます。
そしたら、君はタイのエミグレーションカード持ってるけど、カンボジアのイミグレーションカード持ってないから、それに200バーツ。
って言われます。
はぁ？
バカなんじゃないの？って思って、国境でもらえるでしょって言ったら、200バーツかかるし、時間もかかるよ。ここなら俺が書いてあげるし。って。
この時点で、僕の中で彼は悪人に決定です。
何言っても信用しません。
もし、カンボジアのイミグレーションカードが600円もするなら、カンボジア政府の欲深さに辟易です。
ありえないです。
アフリカとか、賄賂が横行してる国とかならなんとなく分かりますが…
最初は30分待ってって言われてましたが、結局1時間半くらい待って、国境へ。
たぶん外人とか、ビザの代行頼んだ人がいたんでしょうね。
その人の取得待ってたんやと思います。
なんか、誰かがバイクで帰ってきた瞬間出発でしたから。
国境から近かったし、彼らが直接取りに行ってたんでしょう。
まったく時間の無駄ですね。
でも、僕もアライバルでいこうとしてたら、どうなってたかわかりません。
ひたすらあの店でとりあえず国境へ連れて行けって粘るしかなかったと思います。
国境まで微妙に距離あったから、歩いてとかは行かれへんし。
うまいことやってます。
そんなこんなで国境通過です。
あの悪人が、カンボジアではどうのこうのってまるでガイドのようなこと言ってましたが、ほとんどスルーです。
結局国境こえる前にATMでお金おろせって言って、国境越えてしばらくいったところで、ここが政府の両替所で手数料ないからここで両替しとけって。
あたかも俺は親切で言ってあげてるんやでって感じで。
レート見てみたら、むちゃくちゃ悪かったです。
そういえば、あの悪人が僕らに向かって、しれっと、初めてのカンボジア入国が…って言ってたので、もしかしたら初めての人と二回目以降の人でグループ分けてたのかも。
初めてばっかりのグループの方が騙しやすいですもんね。
旅人も情報を集めるようになって、彼らも大変なのかもしれません。笑
でも、悪人は嫌いです。
インド人とか、とりあえずふっかけて、無理やったら、じゃあねって去っていく人とか居るんですが、彼らはけっこうある意味愛嬌あります。
冗談すぎるで！って言ったら、ごめんごめん！笑 って去っていくので。
でも、善人の皮を被った悪人は極悪人です。
ただの詐欺師じゃないですか。
大っ嫌い。
僕が害を被ってるわけじゃないし、寛容な目で見れば、そうすることで外貨をより多く獲得できてるとも言えなくはないですが…
まぁ、そんなこんなで国境通過！
カンボジア国境越えはけっこう悪評高い？ので、調べてました。
ブログとかで見た、国境のところ。
ザ・グレーゾーンって感じ。
タイ出国してからカンボジア入国までの間は、けっこう普通に商売してる人がいて、物乞いしてる人がいて、けっこう自由に出入りしてる人がいて…
たぶん空港的な、どこにも属してない感じのとこやと思うんですが、なんか不思議な感じです。
陸路で国境越えの醍醐味かもしれません。
カンボジア入国してからもしばらくバス待って、出発です。
バスは普通に路線バス的な感じで、バンよりは快適。
しかもたまたま隣誰もいませんでした。(ちょっと厚かましく荷物置いて邪魔しましたが。笑)
おかげでシェムリアップまでの3時間強を、そこそこ快適に過ごせました。
よかったよかった。
しかし、しシェムリアップまですぐそこのところで降ろされます。
ここがバス停やって。
そこでトゥクトゥクの運転手が待ち構えてて、200バーツ一律やって。
なんかどっかの国の一人旅の人がシェアしませんか？って声かけてきて、一緒に行こうとしたら、一人ひとり別々やって。
なんかその人すぐ納得しちゃって、じゃあごめんね。って去って行った。
それにしても、バンコクからここまで200バーツで来たのに、200バーツで5キロとか馬鹿らしくて、交渉するも、値下げしない。
じゃあもう道路出て探すわって言って、道路出ます。
いろいろ悶着あって、2.5ドルに。
お釣りあるか？って聞いたらないからって、宿で両替しろって。
なんとなく有名なタケオゲストハウスで予約してることにしたので、そこに向かいます。
8時くらいだったので、もういいやって、チャックイン。
50セントに両替してほしかったんですが、小銭が切れてたらしいんで、もう3ドル渡しました。
さっと決断できたんで、後味はいいですね。
タケオゲストハウス、トイレとか壁とかは汚いですが、ベッドは清潔です。
シャワーは水かけ式。
汚いし、だるかったんですが、ずっと移動のべたべた感もあったので、浴びることに。
そしたら水が鉄くさい！
これはちょっと参りました。
とりあえずちゃっと頭だけ洗って、寝ました。
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