Locus Note: 2014/02/21 27日目　カンボジアの闇

寝坊する予定が、やっぱりちょっとうるさかったので、7時に起床。

今日はキリングフィールドとトゥールスレン刑務所にいく予定だけだったので、時間はたっぷりです。

とりあえずセントラルマーケットにいって朝ごはん。
やっぱりどれもそんなに美味しそうに見えないんですよね…
なんでやろう？

とりあえず麺を頼みます。
熱してるものは信用できそう。

1.75ドル。

ふらふら歩いていると、トゥクトゥクドライバーが声をかけてきます。
狙い通り。
宿で手配したら15ドルって書いてたので、10ドルでいけるとふんでました。
とりあえず交渉。
よく考えてみると、こっちが無茶苦茶な値段を請求しなければ、圧倒的にこっち有利なんですね。
無理なら次にいけばいいだけです。

バイクタクシー6ドル、トゥクトゥク10ドルで、トゥクトゥクを選びます。
なんで高い方かと言えば、キリングフィールドまで道が悪いらしい。
この判断は正解でした。

でこぼこなので、バイクタクシーなら余裕なくてやばかったと思います。
砂ぼこりも激しくて、サングラスとマスク着用です。
ネットでの情報どおり！

20分くらいで到着

キリングフィールド。
ポルポト政権時代に大量虐殺が行われた土地。
入場料6ドルでした。
日本語の音声ガイドついてます。

内容は、いろんな人がブログに書いてると思うので、そちらに譲ります。

キリングフィールド、今は静かな土地で、鳥のさえずりが聞こえます。

でも、地面にでこぼこに穴があいてます。

mass graveって書いてたけど、たぶんとりあえずいっぱい人を埋めたところだと思います。
死体がガスを出して、地面が膨らむらしいです。

一番印象的だったのが、その時代800万人のうち300万人が殺されたってこと。

トゥールスレンもそうですが、人間こうも狂えるのかと。

個人的にポルポトの話とかを聞いてみたい。
もともと共産主義を願う青年だったはず。
共産主義の理念をそこまでちゃんと知らないけれど、共産主義の理想は悪くないと思います。
それがどうなって、虐殺に変わるのか。
クメールルージュの人は、どう思って虐殺してたのか。
彼らはみんな死んだんですかね。
その話も聞いてみたい。
加害者の話。

キリングフィールドで2時間半くらい過ごして外に出ます。
ドライバーを探すけど、いない！
どこいったんや！

30分くらいウロウロして、
これはおらんから誰かとシェアしなあかんなー…
って思ってたら、一人のトゥクトゥクドライバーが声をかけてくれます。
ずっと探してるけど、たぶんもうおらんよ。
僕のお客さん2人やから、一緒にいけると思う。
って。
ありがたく、そのお誘いに乗ることに。
トゥールスレンまで4ドルです。
まだ10ドル払ってなかったので、まさかの4ドルで往復です。
これは僕悪くないですよね。
30分も炎天下の中探し回ったけどいなかったんです。

トゥクトゥクドライバーは、久しぶりにそこそこ英語ができるカンボジア人。
トランプ詐欺に気をつけてって。
フィリピン人やから。って。笑
あいつら綺麗な英語使うからなぁ。って。
関係悪いんかな？笑

お客さんは、ドイツ人のおじさんとカンボジア人の少年17歳。
どういう関係か聞いたら、シェムリアップで出会った家族の長男で、学校もなかったし、来たことなかったらしいから連れてきたって。
なんかすごいなぁ。
その人いわく、やっぱりカンボジア人が一番好きやって。
毎年一回カンボジア訪れてるって。
個人的には、カンボジア人ふっかけてくるからめんどくさいと思ってたんですが…
でもやっぱり、カンボジア人のNatureはいい人なんでしょうね。
子供が笑顔で手を振ってきたりしたらかわいいです。

それからトゥールスレン。
学校が刑務所に変わったところ。

重苦しい雰囲気に包まれてます。
日本で言うところの心霊スポット的な感じ。
ていうか、絶対霊でると思う。

尋問室と収容部屋。
それから犠牲者の写真と拷問の方法とかの図が。

B棟の三階では、なぜか沖縄との平和維持活動の協力のことが書かれています。
なぜ…？
日本の戦略でしょうか。

そこでも2時間弱くらいすごして、出ます。
さすがにお腹が減っています。

カンボジアの屋台、どれもあんまり美味しそうに見えないんですが…
シェムリアップで見かけてた、バナナの皮で包んだ食べ物を発見。
ずっと興味があったので、買います。
0.25ドル。