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2014年5月6日火曜日

2014/05/06 101日目 魅惑の都市、アマスヤ

予定通り、5時にアマスヤに到着します。
添乗員さんに起こしてもらいます。

こんな時間にオトガルのバス会社の窓口もあいてないので、ひとまずオトガル内で座りながら仮眠をとります。
7時前になって、そろそろ動き出すことにします。
バス会社の窓口もあいたので、サフランボル行きがあるかどうか聞き込み。
地球の歩き方にはなさそうな感じで書いてました。
そして、予想通り、直行便はありません。
ミニバスに乗り換えていくやつならあるみたいでした。
そうだろうと思っていたので、第二の案、アンカラに行って、乗り換えてサフランボルへ行くパターンにします。
バスチケットを買って、その窓口でバックパック預かってもらいます。
パソコンは重いのでバックパックの中に入れときました。
最大手バス会社、メトロの窓口なので、安心だろうと思います。
まぁどこでも変わらないでしょうけど。笑

そうしてオトガルを出ます。
寒い。
予想以上です。


まぁ、朝も早いし少し曇ってるから、そのうち暖かくなるやろうと思って歩き出します。
本当はドルムシュ(トルコ乗合バス)で町の中心まで行くつもりだったのですが、朝早いからか、見つけれなかったので、歩くことにします。
歩き方には3キロ弱って書いてるので、余裕のはずです。

てくてく歩いていきます。
やっぱり寒いです。
軽くダウン着てる人とかいます。
羨ましいなぁ…寒いなぁ…と思いながら歩きます。
スーパーを見つけますが、朝早いからかあいてません。
朝ごはんが食べれない。
ちょっと気分が沈んだ状態で歩いてると、トルコの魅力、チャイのお誘い。
時間もありあまってるので、お世話になります。
なんかアメリカで長年住んでたとかいうトルコ人です。
なので英語ができます。
いろいろ話しましたが、印象に残ってるのは、トルコ人は「忠実」が足りない。って言ってたこと。
たぶん、Fidelityって言ってた気がします。
日本人とか韓国人を見習わないといけない。って。
英語なので、辞書で調べてもらえればわかると思いますが、今回の話の流れ的には、「人に対する尊敬」的な感じでした。
お互いに尊敬しあうから、どんどんよくなって、政府とかもよくなるんだよ。って。
トルコ人は自分のことしか考えてない。って。
僕は全然そんなこと思いませんけどね。
どれだけトルコ人にお世話になってることか。
でもトルコ人が言うから的を得てる部分もあるんでしょうね。
少しおかしかったのは、それは中国の論語の教えからきてるんちゃうかな?的な話をしてて、日本人と韓国人と中国人はfidelityがあるのかも。
って言ったら、「中国人は違うな。」って即答やったこと。
アメリカでも中国人の違法入国とかが問題になってる。とか。
なかなか話してて楽しかったです。
チャイ二杯ごちそうになって、さよなら。
また帰りに時間あったら寄ってや。って言われます。
本当に、トルコはいい国やって、改めて感じます。

町の中心へ向かって歩いていきます。
今日は天気がよくないです。
一日しかないのに天気悪かったら少し残念です。
なんせ、寒い。





ウルトラライトダウンなくしたの、痛すぎます。
こうなったらここでジャケット買ってやろうかなって思って、町を歩きます。
買ってやろうかなって言うより、買わなければたぶん寒すぎて夜まで持ちません。笑
ふらふら歩いて、20リラ1000円でカーディガン的なやつ売ってるのを発見します。
もうちょっと他の店探してみましたが、この辺にはなさそう。
難点は、ジャケットっていうよりセーター的な感じなので、羽織る感じじゃないところ。
でもまぁ安いしいいかな。ってことで購入。
触った感じクオリティは低くないし、値札みたら元値70リラでしたし。
メイドイントルコやし、たぶん悪い買い物ではないはず。
なかなか満足です。

買えたと思って、外へ出てみると、雨が降ってきます。
マジかよ…どうしよ…って思って、隣の店の日差しの下を通って、ちゃんとした陰で休もうかと思ってたら、隣のスイーツ屋さんのにいちゃんが、おいでおいでって。
少し店の前に出してる商品片付けるの手伝ったら、好きなスイーツ一つ食べな。って感じで選ばせて食べさせてくれました。
それからチャイもいるか?って。
その上、Wi-Fi使えるで。って、店のルーターの暗証番号見せて使わせてくれました。
ほんまに久しぶりのWi-Fiでした。
かといって、短い時間なので特になにかするわけでもなく。
というか、明日をネットの日にするつもりなので、つないだだけで満足です。
にいちゃんは英語全然です。
でも、身振り手振りでなんとか意思疎通。
ほんまにトルコにいると、言葉の壁を乗り越えれそうな気がします。

しばらくゆっくりしてましたが、晴れてきたし、常連さん?っぽい人も来たので、お暇しますと出ていきます。
いやはや、トルコやっぱり大好きです。


そこそこいい時間になったので、とりあえず一番の観光スポットっぽい、岩窟墳墓とやらにいってみます。
岩山を削ってつくったお墓?らしいです。
とりあえずインフォメーションで地図をもらおうといってみると、なぜか日本語限定?冊子をもらえました。
さすが親日!笑
めっちゃ分厚いし。笑


改めてトルコ好きです。
それに、文章がなかなか面白い。
たまにある日本語のパンフレットとかは、とりあえずGoogle翻訳で日本語にしました。みたいなやつが多いのですが、これは少し毛並みが違います。
少し粋な日本語使ってるんです。
最後のページに、日本語翻訳者の名前が書いてます。
が、なぜか機械っぽい。笑
そこがまたなんか素敵。笑
1文を紹介。
「…作品を限定し一部だけを本に取り入れました。すると今度は、選ばれたものの説明や紹介が難しくなりました。なぜなら、どれをとっても何ページにもわたって説明しなければならないほどのこの作品集を、どうして数行の文章で紹介できましょう。…」
ちなみにISBNコードがあります。笑
978-605-378-170-1です。
どうにかしたら日本でも手に入れられるんでしょうかね?笑

ちなみに、僕がアマスヤに来たのは、ネットで、トルコで最も美しい町って書いてあったからです。
全然メジャーじゃないみたいですけどね。
岩窟墳墓は興味特にありませんでしたが、高台にあるので、町が見下ろせるらしいということで行ってみます。
正直、階段とかめっちゃ危ないです。



崖やのに、手すりもなくて、雨で滑りやすくなってたりします。
事故があっても全然不思議じゃない。
しかもその洞窟?の前ではカップルがイチャイチャしてます。
落書きにもハートマーク多い気がします。
そういうスポットなんですか?笑
なんか不思議な感じです。
景色はさすがによかったです。





しばらくボーッとしてました。
パンフレット読んでみましたが、ほとんど書いてる見所はモスクって感じでした。
そんなにモスクの違いをガッツリ書かれても、そんなに興味ないかな…笑
少し情報も古いっぽかったので、余ってるのかも。

まぁずっととどまってても仕方ないので、また町中ふらふらします。
でも、小さい町なので、ダウンタウンはほとんど歩き終わりました。
アマスヤの町は、一応観光地のはずなのですが、値段が観光地価格じゃないんですよね。
お店もいろいろあって、めっちゃ住みやすそうです。
アディダスとかの、パチモンもホンモノも売ってます。
店の外観からもう分かるのですが、こんな感じで共存してるのは不思議な感じです。
町並みも素敵ですが、こういう雰囲気が特に素敵です。
宿が高くなかったらゆっくりしたい町ですね。

ほとんどダウンタウン歩き終わったので、少し外れたほうまで歩いてみます。
家の雰囲気がいい感じ。
薔薇の花植えてる家多いです。


庭も大きいです。
でもよく考えたらここは高級住宅街なのかもしれません。
橋を渡って少し離れると、そんな雰囲気はすぐなくなりました。

そうして歩いていると、またチャイのお誘い。

車屋さん?
彼も全く英語ができません。
それでも声をかけてくれます。
ほんとうにすごいと思う。
とりあえず、チャイくれて、なんとかコミュニケーション取ろうとします。
でも、全然英語できないんですよ。笑
ほとんどなにいってるかわかりません。笑
でも、Google翻訳の出番がきます。笑
Google翻訳に手伝ってもらって、ある程度の意思疎通できます。
とりあえず安定の彼女おるんか的なトーク。
話してみて分かりましたが、プレイボーイです。笑
同い年でした。
よく考えたら、こういう感じの職業って、日本でもやんちゃな感じの人がやりそうですよね。
普通に結婚してるのかとか聞きたかったんですが、セフレが何人もおるどうのこうのみたいな話に。
しかもなぜかテレビ電話しだします。笑
よく分からんけど、彼が言ったことをリピートして、なにいってるか完全にわからないまま通話終了。
どうやって出会ったん?って聞いたら、ナースやって。
マジか、じゃあたぶん向こうもボーイフレンドいっぱいおるんやろうな。
ってGoogle翻訳に通訳してもらったら、↓

これは笑いました。
面白かったので、写真撮っちゃいました。
なにより、Google翻訳ってそんな単語出してくれるんですね。笑
文字通りすぎて…笑

そんな感じで楽しんでると、お客さんが。
なんかバッテリー交換するみたい。
「よし、いくぞ!」って連れていかれます。
そこそこ車の場所は遠かったです。
道行く人に、なにかしらトルコ語?で挨拶させられます。笑
たぶん彼の友達でもなんでもないと思うんですが…
アッサラーム・アライクンの発音矯正されます。
ていうかこれってアラビア語じゃないんかな?
よくわからん…

車のところまでいって、バッテリー交換。
一瞬です。
それから彼のボスとやらのところへ。
そこでもチャイご馳走なって、なんとなくコミュニケーションを楽しみます。
それからなせかスイーツ屋さんに連れていかれて、スイーツごちそうになります。

なんか注文だけして去っていきました。
食べなついて行かれへんし、お金も払ってもらっちゃった?から、もう、「ありがとう、さよなら!」しかないっていう。
なんてスマートなんやろう。
さすがプレイボーイ。笑

お店を出て、ふらふら歩きます。
どんどん寒くなってきます。
上着は着てるものの、まだ少し厚さが足りません。
バスが0時発なので、時間めっちゃ余るし、夜景でも見てからオトガル戻ろうと思ってたのですが、寒い。








そこそこ時間潰してたのですが、それでも5時過ぎ。
トルコは日が沈むの7時過ぎとかやから、それまで時間潰すのはキツいです。
なので、もうオトガル戻ることにします。

あ、ちなみに、トルコではペロペロキャンディが売ってます。
買ってる人見たことないけど。笑
これもし、トルコだけ来たなら、絶対お土産にしたいですね。
こんなに、期待通りのペロペロキャンディがあるなんて。


実は次のサフランボルも同じような町並みらしいんです。
サフランボルは世界遺産です。
だから、夜景見るのもサフランボルでいいかなって。
そう考えたら、アマスヤの観光客は完全にサフランボルにもっていかれてるって感じなんでしょうね。
同じような町並みで世界遺産なら世界遺産いきますもんね。
交通の便もよくないし。

朝出会ったお店にいってみてもよかったのですが、ちょっとしんどいので、やめておきます。
夜行バスやからあんまり寝れてないし、できればどっかで昼寝したろうかなって思ってたくらいですが、外は寒かったので常にリラックスできないかんじでした。
早めに戻ってもやることないけど、ちょっと寝ようかなと思ってました。

近くのスーパーで食料買って、オトガルのベンチへ。
トルコスイーツ買っちゃいます。
スイーツ2回もごちそうなっちゃったし、今日はめちゃくちゃカロリー取ってる気がします。笑
もうトルコスイーツに未練はないですね。
トルコに思い残すことなく去ることができそうです。
思い残すことなくても、また来たいと思いますけどね。

オトガルでは微妙に眠くなかったので、日記を書いて、パソコンでマンガ読んでました。

なんか出発前、外でなんか騒いでたので少し不安にありましたが、大丈夫でした。
なんやったんやろう。

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