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2014年5月12日月曜日

2014/05/12 108日目 大学生

相変わらずゆっくり起きて、ゆっくり朝ごはんを食べます。
もう一泊してくれてんから楽しんでもらわないと!って、ヤングとイスマエルははりきってくれます。
本当にいい人たちです。

今日も12時に出発です。
それまではのんびりネットします。
昨日、これからの予定聞いてくれたときに、HDDを買いたいと言っていたので、この近くにある電器屋さんに連れていってくれるみたいです。

近くの街にいきます。
ヒッチハイクを駆使します。
まずは新市街までヒッチハイクして、それから次の街まで改めてヒッチハイク。
カラビュクというところ。
実は一昨日の大学があるところです。
行ってみると、すごい大きな街です。
いや、そうでもないかもしれんけど、都会って感じ。
人混みができてます。

電器屋さんを周ります。
ちゃんと何軒か見比べさせてくれるのも、彼らのいいところ。
三軒目見終わったときに、よくわからんけど、イスマエルの寮に行くことに。
イスマエルは22歳で大学生、ヤングは42歳でデザイナーです。
だから、イスマエルの本当の住居はここらしいです。
そして、トルコというか、イスラムというかの文化らしいのですが、この寮はめちゃくちゃ安いらしいです。
実際の値段も言ってましたが、忘れました。
ご飯とか水道代とかも払わなくていいみたい。
貧しい人にも勉強のチャンスをあげるためのものらしいです。
そしてこの寮、世界各地にあるらしい。
どこどこの寮から来ました。って言えば、タダで泊まらせてくれるしご飯ももらえるんやって。
一度、ここの学生が、南アメリカにいったけど、そういう寮に泊まって安く旅行できた。って言ってました。

イスマエルはその寮を案内してくれました。
そして、ちょうどお昼時やったので、ご飯もいただいちゃいました。
食堂にはイスマエルの寮の友達がいます。
みんなウェルカム!って歓迎してくれます。
トルコのカルチャー大好きです。
こんな生活絶対楽しいやろなぁって思いました。

それからまた電器屋さんに戻って、HDDを買いました。
1TBで8000円弱やったので、日本と変わらないですね。
東芝製です。

それからイスマエルが授業があるので、大学へ。
この前いった大学です。
改めて見ると、やっぱりデカい。
イスマエルは授業やから一旦別れて、ヤングと一緒に大学内ぶらぶらしてましたが、普通に学内にスタジアムとかあります。
後でイスマエルに聞いたら、パブリックスクールって言ってました。
国公立大学ってことですよね。
トルコはお金があるのか、教育に力を入れているのか。

ヤングと一緒に、大学のカフェでお茶します。
ここでも彼が奢ってくれます。
ちょっとしたところで全部彼らがお金出してくれるから、本当にありがたい。
安い料金で泊めてもらってるのに、申し訳なく思います。
下手したら赤字です。
というかたぶん、普通のゲストハウス経営者の視点で見れば絶対赤字です。
ただ、彼らの理念というか、考えでは、どれだけ儲けるかじゃなくて、ゲストと楽しい時間を過ごせるかが重要やって考えてるらしいです。
それが幸せやと考えてるし、実際やろうとしてるから、なんか楽しそうやし幸せそうです。
何回も、ここに残って一緒にゲストハウス開こう!って誘われました。
もちろん冗談めかして言ってますが、少しは本気も混じってます。
ここでその話にのっかったら、全然違う人生が待ってるんやろうなぁってリアルに感じました。
本当に居心地がいいから、強い誘惑でした。
飛行機のチケット取ってなかったら、もっと長居しちゃってたと思います。

お茶して喋ってたら、イスマエルが授業終了。
彼らの友達も集まってきて、みんなでおしゃべり。
なんか、ザ・大学生活って感じでした。
日本もトルコも変わらないです。

しばらくして、イスマエルの友達は授業があるということなので、さよなら。
3人で大学内ぶらぶらします。
公園内にウサギがいたり、そのうち敷地内を列車が走るって言ってたり、やっぱりすごいです。
ちょっと離れた公園とかでは、カップルがイチャイチャしてます。
イスラム圏やけど、カップルはベタベタしまくりです。
なんか不思議な感じです。

大学内の食堂でご飯食べます。
まさかこれも無料?って思ったけど、さすがに違うみたい。75円くらいやけど。
でも、料理は選べず。
まぁ、味は美味しいとは言えませんでした。
でも、ほんまに大学生活っぽくて楽しかったです。

それからサフランボルへ向かいます。
なんかお祭りみたいなのやってたけど、なかなか始まらなかったので、諦めます。
帰りもヒッチハイク。
なかなか車捕まらなかったので、僕も参加しました。
でもそうは言っても、15分くらいかな?
これでタダになるなら全然アリですね。
まぁ、道連れがいるから楽しいのはあると思います。
一人やとちょっと気持ちがしんどいかも。

新市街までいって、ヤングの職場を訪問します。
ちゃんとスイーツ買って、手土産持っていく感じとか、社会人やなって感じ。笑
ヤングは、ちょうど昨日から、10日間バケーションもらってるらしいです。
親戚が来るとかどうとか。
だから僕のためにこんなに時間割いてくれたんですね。

彼の職場の人はめっちゃエネルギッシュ。
英語なんて全然やけど、御構い無しで話しかけてきます。
雰囲気トークです。笑
もちろんイスマエルがところどころ通訳してくれるので、だいたいわかりますが。

会社で作った見本品みたいな、ウェットティッシュめちゃくちゃもらいます。
ほんまに、めちゃくちゃです。
50枚くらいもらったかな。
めっちゃいい人たちでした。
しばらく喋って、彼らも仕事があるので、いいところできりあげます。

帰りにちょっと、宿の買い出し。
なんか2人でいろいろ相談して、楽しそうやなぁって思います。
絶対おもしろいわ。
今ふと考えたけど、もし可能なら、大学卒業してからしばらくここで手伝いするのもいいかも。
予定では半年暇なはずやし。
何度も何度も、もっとここにステイして一緒にゲストハウス開こう。って言ってくれますし。

そこから旧市街までもヒッチハイク。

宿に帰ります。
宿でしばらくのんびりして、そろそろ出発の時間。
ヤングがスープ作ってくれました。
さすがの韓国人だけあって、アジアな感じの薄味スープでおいしかったです。
僕は友達価格で、めちゃくちゃ安く泊まれました。
コスパ高いっていうか、赤字って分かるから、なんかこそばゆい感じです。笑
ゲストってことでいろいろもてなしてもらったけど、友達としても扱ってくれました。
ゲストとしてだけなら、お金払ってるしある意味一線ひけますが、ここはなんか不思議な感じでした。

ちなみに、今の家はちゃんとしたゲストハウスではないらしいです。
また新しい家を買うみたい。
なので、ホームページとかはないし、宣伝してもイリーガルやからよくないです。
もし、サフランボルにいく予定がある人がいたら、連絡先教えます。

ここまで名残惜しいさよならは久しぶりです。
ヤングは旧市街のバス停まで、イスマエルは新市街のバス会社オフィスまで見送ってくれました。
熱い抱擁を交わして、さよならです。
コンタクト取り続けれるかなぁ…

バスは最大手メトロなのでなんの問題もなく、イスタンブールへ向けて出発しました。

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