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2014年5月16日金曜日

2014/05/16 112日 アテネ

目が覚めて、パンを食べて、少しゆっくりします。

10時に行動開始です。
とりあえず、もう一泊分のお金を払って、街へ繰り出します。

さすがにヨーロッパって感じです。
街並みがヨーロッパです。日本みたいに無機質じゃない。




街の中心部というか、観光の中心地へ向かいます。

途中、治安が悪いと噂のオモニア地区を通り過ぎます。
ここに限らず、アテネはそこらじゅうに落書きだらけです。
でも、確かにこの辺はちょっとすたれてる感じがしますし、暗い感じがします。
先入観が入ってるかもしれませんが。

パチもんのブランド品とかを黒人が売ってます。
こんな風景見ると、やっぱりヨーロッパやなぁって思います。

遠くにあのパルテノン神殿が見えます。
ふらふら歩いてるうちに、古代遺跡区域のプラカ地区にたどり着いたようです。
ただ、ここは一旦スルー。
なんか遺跡あるなぁって思ってたら、ローマンアゴラっていうやつやったみたいです。



そこを通り過ぎて、だいたい自分の方向感覚に従って歩いていくと、シンタグマ広場に到着します。

地球の歩き方に観光の中心って書いてあったから、この辺にインフォメーションあるかなぁって思ったんですが、見渡してみてもそれらしきものがありません。
仕方がないので、改めて地球の歩き方でインフォメーションの位置を確認、そこまで歩きます。

インフォメーションのお姉さんにマップをもらって、「土曜日アクロポリス(パルテノン神殿あるところ)フリーって聞いたんですが、本当?」って聞くと、「日曜日に博物館が無料になるわよ。」って。
「サントリーニまでのフェリーの時間が知りたいんですが」って聞くと、「ここじゃなくて、少しいったところにあるインフォメーションで聞いてみて。」って。

聞いたとおりに探してみると、しっかりした感じのインフォメーションがありました。
「フェリーの時間知りたいんですが・・・」って言うと、時刻表印刷してくれました。
「予約って必要やと思いますか?」って聞いたら、「たぶん大丈夫やけど、確証はないから、心配なら予約した方がいいと思う。ちなみにフェリー会社はあっちにあるよ。」って教えてくれます。
改めて日曜日のこと聞くと、アクロポリスとかも無料みたい。
日曜日までアテネにいるか悩んでたのですが、これがフリーになるのは結構大きいので、日曜日に観光施設いろいろ周ることにします。
でも、めっちゃ混んでるやろうなぁ・・・

ギリシャ人は愛想悪いイメージが勝手にあったけど、全然そんなことないですね。
インフォメーションのお姉さんも愛想よく答えてくれたし、あんまり今のところ嫌いになる要素がない。
まだまだギリシャ3日目とかですが。
フリーマップもなかなかいい材質のやつ使ってます。
さすがに観光強いだけありますね。

ちょっとインフォメーション前で作戦考えます。
どこかに入ってお金使うのも嫌なので、お金かからなさそうなところを攻めることにします。

まずはフィロパポスの丘っていう、パルテノン神殿がある丘の正面にある丘にいってみることにします。
インフォメーションから丘への道は、パルテノン神殿の正面入口への道なので、観光客で賑わっています。
大道芸人もいます。



残念ながら、静止マネキン型大道芸人はいませんでしたが、楽器弾いてる人とかもいて、いい雰囲気。
ヨーロッパの観光地って感じです。
なんかめっちゃ旅行に来たなぁって感じられます。
綺麗やし、別に変な目で見られることもない。
なんの憂いもなくブラブラ歩けるのは少し気分がいいです。

丘をのぼっていると、ソクラテスの牢屋っていうスポットがあります。


あの毒杯を仰いだソクラテスですか?
説明読んだけどあんまりちゃんと書いてません。
地球の歩き方にはその存在すら書いてません。
あのソクラテスがここに居たとしたら、なかなか渋い場所ですよね。
ここでプラトンとかと会話したりしてたんかなぁ?って想像すると、胸が踊ります。
というか、ギリシャ時代って古すぎて、神話みたいです。
現実味がないというか…
だから、なんか、リアルに想像できてしまうことが不思議な感覚です。

ソクラテスの牢屋を過ぎて、フィロパポスの丘のてっぺんへ。

パルテノン神殿どころか、アテネ市内一望です。
ピレウス港まで見えます。
ザ・ヨーロッパの街並みって感じです。



めっちゃきれいやなぁなんて感じます。
ヨーロッパで考えたら普通の街並みかもしれないですが、やっぱりアジアとは雰囲気が全然異なります。
そもそも背の高いビルがあんまりないですしね。
海抜っていうんでしょうか、屋根の高さがほとんど同じやから、地形がよく分かります。
日本やと、ビルが乱立してるから、きれいに遠くまで見渡せないし、地形なんてわからない。
それがきれいって感じる所以なのかなぁ。

そこでお昼のパンを食べて、少しのんびりします。
なんかよく分からない遺跡も丘の上にあったけど、よく分かりませんでした。笑


時間はまだまだあるので、ハイセンスな地区という、コロナキ地区へいってみます。

途中、ゼウス神殿なんかがあります。


神殿っていっても、柱が何本か残ってるだけです。
柵の外からでも、大きいから普通に見えちゃいます。
正直あんまり入る必要性感じないです…
いい写真とか撮ろうと思ったら入らないとダメでしょうけど。
スケールの大きさは充分すぎるほど伝わってきます。

少し歩くと、ナショナルパークがあります。

広い公園です。
ギリシャ人たちが憩っています。
犬もいっぱい、鳥もいっぱい。
穏やかな時間が流れています。
ここでもしばらく休憩しました。

国会議事堂前の、無名戦士の墓っていう場所へ。


トルコ支配に終止符を打った戦争の戦死者たちのためのモニュメント。
衛兵が守ってます。
まぁ、正直なところ、なにを守ってるのかよく分かりませんでした。
文字通りの墓守ってことでしょうか。

バチカンでもそうでしたが、もはや守ることより写真撮られることが仕事になってる衛兵さん、すごい大変ですよね…
どういうモチベーションで挑んでるんですかね。
下手な自己鍛錬よりよっぽど意思の強さ重要そうです。
どんな人がなれるんでしょうか。

さらに歩いて、コロナキ地区へ。
コロナキ広場っていう中心部へ。
たしかにオシャレな感じです。




高そうなお店がいっぱいです。
アテネの銀座ってところでしょうか。
あんまり高級なものをウインドウショッピングしようとも思わないので、その辺りの街中を散策します。

少し入ると、住宅街が広がっています。
オシャレな街並みですよね。
こんなところに住んでみたいです。
実際住んだら不便そうですけど。

なんとなく歩いてたら、のぼってます。
なんなんやろう、深層心理でのぼりたい欲があるんでしょうか。
そこそこのぼっちゃったので、このままコロナキ地区らへんにあるリカヴィトスの丘にのぼってみることに。

この丘は意外と大変でした。


なかなかしんどいなぁ。って思ってましたが、そりゃあもうすでに一回丘のぼってますもんね。
けっこう息を切らしながら、頂上へ。

ここからの景色は絶景です。





ここも360度パノラマです。
頂上に教会があります。
ギリシャカップルがいちゃついてます。

風が強いです。

しばらく休憩しますが、疲労はもう回復しません。
さすがに今日はいっぱい歩きました。
っていっても、まだ3時とかなんですけどね。
まだまだ時間あるし、どうしようかなぁって思ってましたが、今日のところは宿へ帰ることに。
足が棒のようです。

だいたいの方向へ向かって歩いてたら、宿に着きました。笑

それにしてもアテネの街、魅力的です。
というか、ヨーロッパの街並みが魅力的なんでしょうか。
もちろんほとんど壁という壁にはラクガキされてるし、路上駐車いっぱいやし、臭いとことかもあります。





でも、ベランダに花植えてあるところとか、カフェで談笑してるところとか見ると、素敵やなぁって思います。
とあるギリシャ人の一日みたいなドキュメンタリーあったら面白そうです。
ベランダに植物植えまくって森みたいになってるとことか、魔女みたいなおばあちゃん住んでそう。
想像しただけで面白い。
なんか日本人からしたら、普通の日常が物語になりそうです。

宿に帰って、しばらくのんびり。
キッチンが使えるので、自炊しようと思います。
ただ、キッチン使用料1ユーロ。
お金取るんですね。
でも、キッチン使わなければ、3食パンになるのでそれは避けたいです。
スーパーで買い出しして、宿に帰ります。
相部屋にアメリカ人3人もいます。
彼らの英語はめちゃくちゃ早い。
フレンドリーで、一緒に晩ごはんどう?って誘われたけど、断りました。
間違いなくお酒飲むし、お金かかります。
アジアならまだしも、ヨーロッパではキツいですね。
それにアメリカ人同士のトークは正直、ほとんど耳が追いつきませんでした。
まだまだ英語力足りてないなぁって実感しました。
やっぱりネイティブは違います。

初めて自分だけで自炊です。
っていっても、ただのパスタ。
トマトソースとウインナーあえるだけなんで簡単です。

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