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2014年5月10日土曜日

2014/05/10 106日目 日本語講座

いつもどおり、起きて、ご飯を食べます。
今日はチェックアウトなので、パッキング。
ちょうどルームメイトもいなかったので、広く使えたから楽々パッキング終了です。

宿泊費を払います。
なんか僕ら日本人に対する扱いがあんまり良くなかった気がします。
他の宿泊客には、朝ごはんのとき、コーヒーかティーか聞いてたのに、僕らには問答無用でティー出してきたし。
同部屋やったニシノイリさん(珍しい名字!)は20リラって言ってたけど、僕は25リラでした。
まぁWi-Fiめっちゃ使わせてもらったし、部屋も静かでもかったし、不満はないです。

チェックアウトして、荷物置かせてもらって、出発です。
まずは新市街へ。
毎回歩いてるけど、なかなかしんどいです。
サフランボルって不思議な町なんですよね。
旧市街は崖に囲まれてます。
まるで旧市街のとこだけ地盤沈下がおこったみたい。
あんまり大昔には河やったって感じでもないです。
不思議です。
まぁ、そんなわけで、新市街にいくには結構坂道のぼらないとダメです。
地面も悪いからなかなかしんどい。

今日の夜行のイスタンブール行きを予約します。
無事、23:30のバスを予約できました。
そして、新市街で少し休憩。

お昼ご飯にパンを買って、旧市街に戻ります。
旧市街のインフォメーションにいきます。
この前、日本語授業するからよかったらどう?って言われてたのを、聞きにいきます。
最初に対面した時、たぶん忘れてたっぽいです。笑
トルコ人適当です。笑
でもすぐ思い出したのか、日本語講座どうですか?って言ってくれます。
お願いします。って言ったら、5時ごろここで待ち合わせに。

まだ時間はあるので、サフランボルぶらぶらします。
今日は土曜日やからか、トルコ人観光客が多いです。
高校生?もいます。
みんなジャージ着てるんですが、アディダスなんですよね。
なかなかクールです。


古民家を見学できる場所があるってことなんで、いってみようとするも、少し迷います。
なぜかよくわからない飛行機があるところに。
丘の上なので、眺めはいいです。
ここでしばらくぼーっとします。

ずっと、屋根の上についてるやつは太陽光発電なんやと思ってました。
でも、少し前に、これはただの黒いパイプなんやと気付きました。






こうやって昼間にお湯にしといてシャワーに使うんですね。
エコですね。

サフランボルの屋根にはけっこうついてます。
でもこれ、太陽光直接当たらないと、あんまり意味ないですよね。
もし南側に大きいビルとか建ったら、おしまいです。
サフランボルは世界遺産やし、そういうことないようにしてるらしいてすが…
日照権の問題です。
そもそも高い建物つくるのとか、利己的なことやんなぁとかいろいろ考えてましたが、ここでは省略。

ぼーっとしてたら、写真とってくれませんか?ってカップルに声かけられます。
飛行機の前やし、てっきり彼らを撮るのかなって思ってたら、彼女と僕のツーショットでした。笑
日本人珍しいんかな?笑
その写真をどうするつもりなんやろう?笑

そのままぶらぶらします。






なかなかやることないので、もう宿に帰って、ギリシャについて調べます。
メテオラにいくつもりなんですが、ここにはドミトリーがなくて、最低30ドルくらいはするみたい。
めちゃくちゃ高いです…
いろいろ予定考えます。

そうしてる間に5時くらいなので、インフォメーションへ。
スタッフのヤコブさん、本来は大学の観光学の教授らしいです。
そして大学で日本語教えてるって。
閉館時間まで喋りながら時間つぶして、大学へ向かいます。

彼の駐車場に行き、生徒も一人加わって、新市街の方へ。
新市街でさらに四人拾います。
五人乗りの車に7人乗ります。笑
助手席二人に後部座席に四人です。
でも、生徒みんなでこんな感じで授業いくとか、楽しいですね。

大学はめっちゃ大きかったです。
なんか軍の施設みたい。
入り口一つで、ちゃんとIDチェックあります。
敷地は大手の私立大学って感じでしょうか。
もっと大きい気もします。
ちなみに、校内で写真撮るのはダメみたいです。

なぜかみんなでこそこそと教室へ。笑
これが普通に大学の授業なのか、スペシャル授業なのか、よく分かりません。
たぶんスペシャル授業でしょう。

授業は、「みんなの日本語」という教科書で進めます。
それをみんなで読みつつ、先生が意味とか言っていくみたいな。
もうグラマー的なことは終わってるんでしょうか。
全体像があまり見えませんでした。
でもみんななんとなくは日本語喋れてて、すごいなぁって思います。

日本語の授業で面白かったのは、カタカナを発音するのが難しいみたい。
意味もわかりにくいんでしょうね。
それは新鮮な驚きでした。
そして、改めて、日本語は難しい言語やって言われてる理由もわかりました。
今回の構文は、
~して、~て、それから、~しました。
というもの。
動詞の活用語尾ですね。(こんな単語久しぶりに思い出しました)
「遊ぶ」って動詞が、「遊んで」になるんです。
どこから「ん」なんて出てきてんって感じです。
小学校の先生とか、そういうの説明できるんかな?

でも、みんな真面目に授業受けててすごいなぁって思いました。
ほんまに久しぶりに「授業」を受けた気がします。
なんか、大学戻ったら、授業に集中できそうです。笑
普通に、興味あることやったらやっぱり面白いなって思います。

授業は一時間くらいです。
終わり方もなんかふわふわ終わりました。
それからみんなで外へ行きます。
ゲート出たところにあるカフェに改めて集合です。
お店は閉まってました。
どうしよう?って感じでしたが、お茶なしでおしゃべりすることに。
先生曰く、これも授業らしいです。
だから、日本語で質問して、日本語で答えてください。って。
やっぱりフリートークになると、理解は難しいみたいです。
それはそうですよね。
なんか話してるうちに、僕のバスはいつやねんみたいになって、もう一泊したらいいやんみたいになります。笑
なんで?笑って感じでしたが、バスはチェンジできるらしく、宿の当てもあるみたい。
せっかくそう言ってくれてるし、そうすることに。
別に明日なんかあるとかそういうわけじゃないみたいですが。
そうと決まれば出発や。って、バス会社にいって、生徒のオスカーがチェンジしてくれます。


そうそう、生徒の中に韓国人女性が一人混ざってます。
名前をドゥリと言って、日本語がそこそこ喋れます。
今はトルコ語を勉強してるらしい。
一応、旅人みたいです。
彼女が泊まってるという宿に、生徒2人とドゥリと一緒に行きます。
バス代はオスカーが黙って出してくれました。
かっこいいやつです。
年上ですが。笑

普通に旧市街にあるんですが、看板もなにもありません。
ヤングという韓国人が主のようです。
普通は45リラとかみたいなのですが、ヤコブ先生が友達で、お願いしてくれたから25リラらしいです。
まだ最近オープンしたばっかりのよう。
でも、ヤングはデザイナーらしくて、部屋の家具とかはオシャレな感じ。
パートナーにイスマエルというトルコ人がいます。

とりあえず、宿に着くと、すでに晩御飯の準備が。
他にも泊まってる人も居ます。
みんなで食卓を囲みます。
料理はトルコ料理ってわけじゃなかったみたいですが、めっちゃ美味しかったし、お腹いっぱいなりました。



食事が終わって、しばらくおしゃべり。
ヤングは元々旅人で、どうやってここのオーナーになったのか的な感じの話もしてたと思います。

しばらく話して、11時くらいに一旦お開き。
生徒2人と元々泊まってた?2人は帰ります。
ちょっとした二次会的な感じで、リビングでイスマエルと台湾人のマーフィーと水タバコふかしながらおしゃべり。
といっても、二人は入れ違いな感じやったので、それぞれと喋ったって感じですが。

マーフィーはアメリカ国籍の65歳。
たぶんアメリカでビジネス成功させたお金持ちなんやろうな。って感じです。
リタイアして?、旅してるんでしょう。たぶん。笑
言葉の一つ一つに重みがあるなって思いました。
本当に話せて良かったです。
説教臭かったとも言えますが、いいこと言ってたので、素直に聞けました。
「大切なことは自分らしくいること。
でも、自分っていうのは、ダイヤモンドの切子面みたいにいろいろな面があるんだよ。
息子としての自分、夫としての自分、会社のボスとしての自分とかね。
だから一つにとらわれすぎることもよくないんだ。」
なんか深いですよね。
そういうこと言うのが好きなのかも。
ちなみに次の日にこんな画像をもらいました。


イスマエルには、どうしてヤングと出会ってこういうことをしてるのかを聞きました。
というより、どうやって彼らの友情が育まれていったのか。って感じですね。
話を聞く限りでは、ヤングが積極的にいろいろしようしとしてたんやな。って感じです。
ヤングはすごいと思います。
日本的な言い方をすれば、フリーランのデザイナーですね。
彼は宿の経営と共に、デザイナーとして働いてるみたいです。
というか、そっちが本業かな?
よく分かりませんが。
でも、やっぱりそういうのって、人柄で仕事舞い込んだりするんですよね。
ゲストハウスもそうですよね。
オーナーがいい人なら、また来たいって思います。
ヤングは自分らしさと生き方がピッタリやなって感じました。
イスマエルとのコンビネーションも最高です。

そんなこと話してたら、一時前になりました。
さすがに眠くなってきたので、眠りました。

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