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2014年3月2日日曜日

2014/03/02 36日目 ベトナムデート

7時に目が覚めます。(すごい!)
シャワー浴びて、朝ごはん食べて、パッキングして、cherry待ちます。

9時過ぎに彼女は宿にやってきました。
チェックアウトして、シンカフェに荷物おいて、とりあえず湖に向かいます。

今日は日曜日やから、学生が外国人探してるらしい。
英語喋れるチャンスやから。って。
どんだけ意識高いんですか。笑
いろんな人にベトナムは勢いがあるって言わしめるだけありますね。

バスに乗ってどこかへ向かいます。
なんも考えてないから期待しないでね。笑
みたいなこと言われますが、バス乗った時点でワクワクします。
ローカルバスなんか分からんから乗れないです。

ローカルバスは満員です。
しばらくバス乗って、乗り換えて、別のところへ。
なんか、彼女の弟が行ってる大学にいってみようとのこと。
ベトナムナショナルユニバーシティって書いてたので、国立でしょうか。




そこそこの規模です。

大学のカフェでお茶します。
いや、日本のとは別物です。
野外で小さいイスに座って、ひまわりの種をポリポリ食べながらコーヒーとジュースを飲んでました。笑
でもそんなお茶してるベトナム人をよく見てたので、それを体験できて幸せです。
ここではお互い大学でどんなことやってたとか話してました。
彼女はマーケットで服とか買って、校門前で学生に売りつけて稼いでたって言ってました。
ポリスが来たら逃げて大学の中で素知らぬふりするって。笑
どんだけアクティブっていうか、アグレッシブっていうか…笑

それから、クラブとかあるん?って聞くと、英語クラブとかボランティアクラブとかはあるけど、スポーツクラブはないって。
ちょいちょい違いがあって面白い。

英語の学び方とかも話して、ベトナムもやっぱり文法勉強して、会話を学ぶ機会がないからほとんどの人が喋られへんって。
テストのためだけの勉強をするから。って。
日本とまるっきり同じですね。
彼女も中学までは英語めっちゃ苦手やったけど、がんばって勉強したから今ここまでできるようになったって言ってました。
すごいなぁ…
それから、あなたの夢は何?って聞かれました。
すごいストレートです。
彼女の夢は、お店を持つこと。
すごいはっきりしてます。
自分の夢ってなんやろう?
すごい考えさせられました。
働くことについてはそこそこ考えてました。
夢はなくても生きていけます。
というか、大多数の人がそんな大それた夢なんか持ってないのでは?
そこそこ給料稼げて、家族と一緒に幸せに生きていければいい、みたいな。
それは夢ですか?
少なくとも彼女はしっかり夢持ってるから、それに比較するとしょうもなく思えました。
というのも、簡単そうな気がするんです。

最近思います。
大人になるにつれて、努力することがなくなってる気がします。
もちろん才能もあって、努力しても無駄なこともあると思います。
でも、努力すれば報われる部分もあると思うんです。
例をあげます。
そこそこ給料稼ぐ。
そこそこ給料稼ぐ方法なんていくらでもあると思います。
例えば英語がペラペラやったらそこそこ給料もらえそうじゃないですか?
知らないですけどね。
英語ペラペラってめっちゃ難しいもと思いますが、やればできると思うんですよ。
海外で二年くらい過ごしたら、いけるんじゃないですか?
でもたぶん海外で二年くらい過ごすってハードルが高いように見えるんです。
でも、ほんまに夢叶えるためならそんなハードル高くなくないですか?
それができないのは、夢じゃないか、サボってるか。
サボってるの可能性の方が高いと思います。
なんでこんなこと考えてるんやろうって思いましたが、たぶん身近な友達で、もっと努力したらいいのにって感じる人がいるからやと思いました。

まぁなんにせよ、夢って難しい。
でも、夢があればそれが原動力になると思います。
自分の夢ってなんやろう…


それから大学の中をふらふら歩くと、学生がやってるらしい屋台を見かけます。

小腹もすいてたので、そこで一つ頼んでみます。
これは美味しくなかったですね。笑
麺なんですけど、サランラップ食べてるみたいでした。
そこの学生が楽しそうに喋ってるので、なんでお店やってるのかとか聞いてみます。

なんでも、経営学部の生徒が今日コンペティションを開いてるらしいです。
200,000ドンを元手に、どれだけ増やせるかで競ってるらしい。
楽しそうです。
でも実際にこういうことやってみるとか、いい学部ですね。
日本の経営学部もしてるんでしょうか。
そのグループのリーダーというか、たぶんこのコンペティション仕切ってる幹部っぽい人が英語でいろいろ教えてくれました。
それにしてもその子も英語達者です。
というのも、勉強する傍ら、旧市街(僕が泊まってる、観光エリア)のホステルで働いてたらしいです。
だから外国人と話す機会があったし、いろいろトラブルもあったから、ほんとにいい経験したって言ってました。
ちなみに今はイギリスの大学院に行きたくて、勉強に専念するためにホステルは辞めたって。
いや、パワフルすぎました。

ももクロの真ん中の子に似てます。笑

その子がちょっと案内してくれて、他のチームの屋台とか見てみます。
cherryが買うっていうから、ほとんどの屋台でいろいろ買いました。笑





全部50円以下とかで安いんですよ。
地元価格で学生価格ですからね。

あるグループでは買ってくれたからってギターとか弾いてくれました。
それ終わったら、cherryがボソッと、boringって。
毒はいた!!!笑
ちょっとびっくりしました。笑
でもよくよく見てみると、彼女体調良くなさそうです。
基本的に彼女は受付してるときお昼に二時間休憩があってそこで寝てるらしいんです。
お昼寝してないし、昨日飲みすぎたしで体調よくないっぽい。

眠そうやったし、ちょっと寝たら?ってベンチで肩貸してあげます。
10分くらい目をつむってました。
それからボソッと
何考えてる?
って。
何も考えてなかった。笑
彼女は、あなたはもう去ってしまうのね…
って言います。
あー、そういう感じか、と。笑
プレイボーイじゃないからそこらへんの返しが下手くそです。
君ともう少し一緒に居たかった。
とでも言えば良かったんでしょうか。

それから近くのショッピングモールぶらぶらします。
階段降りる時にふと思ったんですが、僕は手を貸すべきなんでしょうか?
いわゆるエスコートという文化。
ホーチミンで、マーガレットおばあさんには段差あったら腕掴まれました。笑
それはすなわち、段差があるとこではエスコートされるものって染み付いてるからなんでしょうか?
ベトナムにはエスコート文化はないから大丈夫かもしれませんが、もしヨーロッパ人の女性とハングアウトすることがあったときに、そういうことできなかったらダメなんでしょうか。
しかし、どうやって学べばいいんでしょう?
ジェントルマンに手を差し伸べるとか難しいですね。

それからバスに乗って旧市街へ。
まだビエンチャンに向かうバスまで一時間くらいあったけど、彼女がしんどそうやったので、早く帰って寝な。って言って、早めにお別れです。
人生ってそういうものよね。
みたいなこと言います。

彼女はなんとなく陰があります。
夢があるし、社交的で人と話すの好きやのに仕事に忙殺されてます。
彼氏がいたら人生が変わるのになぁ…
みたいなことを言います。
でも、その通りやと思いました。
性格も素敵やし、可愛らしいし。
男寄ってくるやろ?って聞いたら、やっぱり良いの選びたいじゃない?って。笑
なんていうか、その陰の部分が魅力的やったりします。
助けてあげたくなります。
なんとなく、ダメ男が好きな女性の心理を理解できた気がします。笑
彼女はダメじゃないですが。

早めにさよならして、僕は22時間バスに備えて、スーパーマーケットでお菓子とかいろいろ買い込んで、シンカフェに向かいます。

ピックアップがバイクやった時点でもうダメやと思いました。
いろんなホテルでピックアップしていって、バス停に向かいます。
けっこう日本人がいたので安心といえばそうですが…
やっぱりシンカフェがオーガナイズしてるバスはないんですね…

周りに聞いたら30ドルとか言ってたんで、適正価格ではありました。
バスチケットは500000ドンだったので、バス停までと手配料で妥当です。

しかし、ネットで見ていたこの悪評高いバス、キチガイです。
もちろん通路に寝る形になりました。
着いた時点で乗客で座席は埋まってました。

通路にはマットが敷いてあるので、寝られないわけではありません。

しかし、横幅が狭い。
肩幅ちょっと足りないくらいです。
だからちょっと斜めにならないとダメなんですね。

そのうえ通路にも乗客いっぱいです。
続々と乗り込んできます。
一人に与えられるスペースは、体育座りくらいと言えば伝わるでしょうか。
つまり、後ろの人のすねに頭を乗せて、前の人の頭が僕の足に乗った状態で一晩過ごすんです。
途中の休憩で後ろが日本人になったので、彼は足を動かして僕を蹴ったりしなかったので、なんとか眠ることができました。
昨日四時間くらいしか寝てないのもあったかもしれません。
なぜかバス内ではクラブでかかってるような曲が流れてます。
スリーピングバスと相性悪すぎです。

それでもなんとか眠りました。

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