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2014年4月3日木曜日

2014/04/03 68日目 砂漠からダハブへ

なぜでしょうか、5:30に目が覚めます。
ちょうど空が白んできたころ。
明るくなったから目が覚めたのでしょうか。
すこし寒かったので、眠りが浅かったかもしれません。


グーグーとムハンマドは寝ています。
朝日拝むために起こしてくれるもんやとばっかり思ってました。笑

といっても、まだ少し早い。
毛布にうずくまって、時間がたつのを待ちます。
毛布にくるまったまま、朝日を浴びます。




全然いい写真が撮れないです。
悔しいなぁ。

オアシスでは、鳥のさえずり、鶏の鳴き声、牛の鳴き声が聞こえます。
とても穏やかな日常って感じでしょうか。
これも、昔から全然変わらないんでしょうね。

少しずつ太陽がのぼります。
砂漠に光が射し込んできます。
陽がのぼるにつれて、気温があがっていくのが感じられます。
動物の鳴き声が大きくなります。
砂漠の夜は寒いので、気温が高くなるのは本当にありがたい。
動物もそれを喜んでいるよう。




古代エジプトは太陽信仰でしたよね。
知ってたからそう思うだけかもしれませんが、太陽に神性を見出す理由が分かる気がします。
夜は夜で素晴らしいんです。
でもなぜか、太陽がのぼったら、希望とでも言うんでしょうか、ポジティブなものがこみ上げてくる感じです。
エネルギーに満ち溢れてるって感じですね。
確かにその通りです。
太陽はエネルギーの源です。
ある意味、古代エジプト人は、科学の前に太陽の凄さを分かってたのかも。

7時になると、グーグーが起きてます。
ちゃちゃっと机準備して、朝ごはんです。
アエーシ(エジプトのナン)に、ジャムとチーズです。
チーズ…だと…
まさかの乳製品です。
砂漠と乳製品ってどうなんですか?笑
夜は寒いからいいとしても、昼はどうなんでしょう?
まぁ、日陰やと涼しいし、車の中やったからオッケーなんですかね。
食べました。笑


というのも、乳製品は旅してると不足しがちです。
ミルク系の料理ってそんなにないですよね。
朝牛乳買うかって言われると、いちいち買うのめんどくさいので水で済ませちゃいますよね。
なので、できる限りチャンスがあれば摂取するようにしています。
そもそもチーズ好きですし。笑

味覚の全神経集中させて、大丈夫かどうか判断した結果、大丈夫でした。
あんまり腐ったものとか食べた経験ないので、当てになりませんが。笑

アエーシ三つもあったので、またお腹いっぱいになりました。

そのままちゃちゃっと片付けて、帰る準備完了です。
ムハンマドにチップあげなあかんよなぁ…ってそこそこ悩んで、最後の最後に手渡そうとすると、遠慮されます。
マジかよ。
普通にチップ目当てで手伝いとかしてくれてたんかと思ってました。
普通にグーグーと友達やっただけなんですね。
いいヤツです。
ていうか彼おらんかったら、夜ずっと気まずい沈黙が覆ってたでしょう。
もしかしたらグーグーが呼んだのかもしれませんが。

それから車に乗って、バハレイヤオアシスに帰ります。
帰りの車も終始無言。
とはいいつつも、別に嫌いとかじゃなく、むしろ僕は結構グーグーのこと好きです。
なんでかって言われるとちょっとよく分かりません。
雰囲気としか言えません。
仕草に違和感がないんでしょうか。
うーん…
たぶん、いろいろ準備したり、喋ったりしてる時に、俺はいいことしてあげてるからチップ頼むで。的な悪意が感じられないからだと思います。
だいたいこういうドライバーとかガイド的な人は、そういう嫌な感じがあるのですが、グーグーはそんなことなかったです。
Facebook教えてくれたし。たぶん。笑
ギリギリFacebookってわかったし、アカウント名なのかよく分からない文字列を教えてくれたので、Wi-Fiつないでからなんとか探してみます。
見つけて友達になったところで、英語通じないから、どうしようもないんですけどね。笑
でも、説明とかなくても、もう一度ドライバー必要なら彼がいいなと思いました。
それだけ信頼できました。

が、帰り道、1時間くらいずっと無言でした。笑
本気出せばなんとか意思疎通ってできるもんなんですかね…
社交的な人って、こういう時どうするんでしょう?
たぶん伝わらんとか考えないんでしょうか。
とりあえずなんとか喋りかけてみるんでしょうか。
うーん…
挑戦してもいいけど、どうせ無理っていう考えから逃れきれず、結局喋りませんでした。
難しいところ。

サイドミラーにうつる自分の顔みて、太ったなぁと思います。
最近食べすぎてます。
特にエジプトきてから、安いし量も多いから、常に食べ過ぎ気味です。
ちょっとダイエットします。笑

一旦ホテルに戻って、時間調整。
10時のバスまで1時間くらい、僕はぼーっとしてました。
というかカメラいじってました。
やっぱり砂漠なので、砂がすごい。
カメラの隙間とかに入っちゃって、絶対カメラに良くないです。
メンテナンス道具、持ってないんですよね。
どこかでクリーニングとかできるんでしょうか?
そんなこと考えながら、できる限りの砂落としてました。
グーグーはドライバー仲間?とどこかで話してました。



それからバス停へ。
車に乗り込むとき、英語ができるドライバー仲間から、満足してるならチップ頼むで。的なこと言われました。
グーグーが頼んだにしても、間接的に伝えるとか好感もてます。笑
もともとエジプトチップ文化あるの分かってたし、ほんまに満足してたので、文化がなくても渡すつもりでした。
バス停へ行って、帰りのバスチケット買ってくれて、車の中でチケットくれます。
そのときにチップ渡します。
カイロの宿でツアー組んだときに、携帯電話借りれると同時にツアー行程表みたいなのもくれて、そこにチップの目安書いてたので、それ通りに。20ポンド。300円くらい。
ただ、シュクラン(ありがとう)。で終わりました。
僕の知る大半のドライバーは、もっとくれ。なんですけど。
もらえればラッキー、無理ならいいし、的な発想です。相手がどう思うかなんて考えもせず。
やっぱりグーグーいい奴です。
最後に、Facebook!って言われます。
オッケー!って言って、さよなら。
ほんとにありがとう。

バスに乗り込んでカイロへ。
またこの6時間バス。
長いなぁ。憂鬱です。
少し寝て、あとは音楽聞いたりなんかして時間潰します。
お尻が痛いです。
今日の夜行でダハブに行こうと思ってましたが、お尻痛すぎてどうしようか悩みます。

だいたい想像通りの時間に前回と同じ場所に到着。
帰るルートは経験済みなのでスムーズです。






どうするか悩んでましたが、一泊してもやることなくてダラダラするだけなので、頑張って移動することにします。
まぁ、ダハブでダラダラするんですけどね…笑

帰る途中、バスターミナルでチケット買います。
11:45発の夜行バス、1500円くらい。
九時間かかるみたいなんで、安いです。

それから宿に戻って、シャワー浴びて、ネットしながら時間潰します。

バスはピカピカの新車っぽかったです。
隣もいなかったし、快適です。

夜中の2時に起こされて、警察の荷物チェックがありました。
全員バスから降ろされます。
これ一人ずつ荷物チェックしてたらどんだけ時間かかるんやろ…
って思ってたら、チェックされる人は数人でした。
警察が身分証チェックして、めぼしい人?だけチェック促します。
その他は荷物置いて、警察犬に匂い嗅がせるだけ。
やっぱりシナイ半島テロあったから、厳戒態勢なんですかね。

10分くらいで終わって、バスに乗り込み、寝ようとすると、まさかの車内の映画が大音量。
意味がわからない。
夜行でほとんど寝る人のはずやのに。
イヤホンしても通り抜けてきますが、音楽で対抗して頑張って眠りました。

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