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2014年4月28日月曜日

2014/04/28 93日目 ワン

目が覚めてもバスは走り続けています。
ただ、GPSで確認したら、12時到着ってことはなさそう。
ぼーっと到着するのを待ってました。
人懐っこいトルコ人が話しかけてきます。
あんまり英語できひんけど、いろいろ話しかけてくれます。
そうこうしてるうちに到着。
9時過ぎでした。
そのトルコ人がなにやら言ってて、たぶん一緒に行こう的なことやったので、一緒にオトガルで待ちます。
すると、彼の友達か、セダンに乗ってやってきます。
それに乗りこみます。
トランクがいっぱいやったので、バッグを両方膝の上にのせるっていう無茶をしましたが、なんとか全員乗れました。
というのも、よく分からんおじさんも一人一緒に乗りこみました。
この人も彼がオトガルで声かけたんかな?
ともかく、よくも知らない人やけど、ちょっとそこまでやし一緒に乗せていくっていうトルコの優しさ大好きです。
そうして町の中心までいって、おろしてくれます。
ほんとにいいやつでした。

さて、ワンに到着です。
しかし第一印象、都会すぎです。



もはやカッパドキアなんかより余裕で都会です。
ド田舎を期待してたんですが…

とりあえず、人混みの中をホテルへ向かいます。
地球の歩き方に安宿多いって書いてるエリアがあったので、そこで聞き込み。
といっても一軒目で決めちゃいました。
最初は相場確認やと思って、45って言われたのでそんなもんかと思って出ようとしたら、25でどうや?って。
だいたい20~30やろうと思ってたんで、部屋みて、綺麗やったのですぐ決めちゃいました。
Wi-Fiもそこそこ速そうです。
さすがにバスで疲れたので、1時間くらい休憩。


意外と早く着いたので、次の移動どうしようかな?とか思いつつ、天気予報見ると、夜から雨みたい。
ワン城いって夕陽眺めたいなと思ってたんですが、めっちゃ曇ってるし難しそうです。
ひとまず、ワン猫に会いにいくことにします。

まずはインフォメーションセンターに行って、行き方確認と地図をゲット。
セルビス乗り場にいって、少し探して、ワンケディエヴィに行ってくれと頼みます。
しばらく待っても他に乗客来なかったので、僕一人乗せて出発です。
しばらくすすんで、何人か乗り降りしてたら到着しました。
ワンケディエヴィや。って。

なんとなく、自分の方向感覚と違うなぁって思ったし、インフォメーションで聞いた感じと違うかったけど、そう言われたし、そう書いてあるし、猫も居たのでとりあえずそこで猫と対峙します。

左右の目が違うんです。
これは神秘ですよね。
こんな見事に違うんか。って感じでした。
とりあえずその謎解明したら、同じ哺乳類やし、人間にも可能なんじゃないですか?
なんかアニメとかマンガの世界です。











しばらくワン猫と触れ合います。
旅に出てから、すっかり猫派です。
狂犬病の問題とか、なんとなく海外の犬はめっちゃ吠えてくるとかありますし。
猫はたいがいどこでも変わりませんね。
というか、あんまり日本で猫と絡む機会がなかったから、ちょっと絡んで良さがわかりました。
付かず離れず感が絶妙です。

しばらく柵越しに遊んで、地図を見てみると、やっぱりここは本物じゃない。
本物は一応、大学の保護施設?のようです。


なんかポツンと小屋があるだけやし、隣の建物はなぜかジュエリー売ってるし…
やられました。
まぁ、本物のワン猫見れたから別にいいんですけどね。

しかも、その偽物ワンケディエヴィ、ワン城のすぐ近くにあります。
ワン城は明日においとくつもりでした。
ワンが予想以上に都会すぎて、街歩きがそんなに楽しくなさそうやし、やることあんまりなさそうです。
でも、すぐ目の前にあるし、あえて見逃す必要もないかなぁ。と、行くことに。


なぜか入口は街と反対側にあります。
そこそこ歩いていかないとダメです。
2キロくらいかな。

しばらく歩いて、入口です。
ここだけやけに観光地っぽい。
アヒルを見ました。
アフラックのあいつそっくりでした。


入場料5リラ、250円。
まぁそんなもんでしょうか。
あんまりその価値あるとも思えませんが…
城へむかって登っていきます。


なんか最近登ること多いなぁって気がします。
イスタンブールでも、パムッカレでも、カッパドキアでも、よく考えたらイスラエルでも、アンマンでも、なにかと丘の上とかに登ること多かったです。
確かに高いところにいけば眺めはいいですが…
そんなこと考えつつ登ります。
ほとんど朽ちてしまった城です。
なんとなく形を残してるにすぎません。
ほとんど残ってないもんやから、思いを馳せるにも想像できません。

登りきると、やっぱりいい景色。
曇ってるからか、遠くはそこそこ霞んでますが。
意外と上には人がいます。
といっても15人くらいかな。
カップルもいます。
なかなか絵になる風景です。





やっぱり街並みはヨーロッパ感はありません。
針葉樹が立ってる感じとか、ロシアあたりっぽいイメージです。
遠くの山には雪が積もってます。
久しぶりに雪を見ました。
グルジアでは積もってたりするかなぁ?

そして街の反対側に、ワン湖があります。
怪獣が住んでるらしいです。
しばらく眺めてましたが、残念ながら怪獣見ることはできませんでした。
曇ってて視界も悪かったし。

もうちょっと天気よかったら、もっとぼーっとしがいがあったのですが、曇ってて風が強かったので、早めに退散です。
雨も降りそうやなって感じやったし。

下っていると、前のトルコ青年グループが写真撮ってくれ。って。

しばらくいったら、別のトルコ人?カップルと僕も一緒に写真撮ろうぜ。って。
なんで?笑

でもまぁ、トルコ人のこんな感じも好きです。

ゲートを出ると、ちょうど目の前をバンが。
運転手が来い!って手招きしてくれます。
乗せてくれました。
彼は全く英語できませんでした。
多少、チップをねだられたような気もしましたが、よくわからんかったし、今までの経験から(トルコ人に幻滅したくないという思いも込めて)、感謝の気持ちめっちゃ述べて終わりました。
それにしても、トルコ人いい人多いなぁ。笑
トルコのイメージ、トルコ人いい人になりそう。

街の中心に戻り、少し小腹も減ったので、そのへんぶらぶら。
写真撮ってくれ。っておっちゃん達。

そのままチャイごちそうなって、話します。
って言っても、ほとんど英語もできないので、最低限のコミュニケーションと勢いで一緒にお茶します。
とりあえず撮った写真送ってくれってメールアドレス渡されました。
それから、なんか宗教の話になって、アッラーがどうのこうのって。
「ムスリム」「アッラー」しか分かりませんでした。笑

しばらく喋って、雨も降りそうやったので、さよなら。
近くのケバブ屋さん?でケバブ買います。
3リラ150円。
イスタンブールなら6リラはするのに。
やっぱり田舎価格最高。

宿に帰って、ダラダラしてました。
雨は降りましたが、1時間くらいで止みました。
出かけても良かったけど、明日完全にやることなくなりそうなのでやめときました。
久しぶりのシングルルームで居心地もめっちゃ良かったし。

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