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2014年6月28日土曜日

2014/06/28 156日目 リオ到着

今日はいろいろ予定が崩れました。
まず一番やりたかった、ファンフェスタでブラジル戦を見るっていうのができませんでした。

飛行機は少し遅れて、7時過ぎに到着。
ささっと荷物取って、インフォメーションで地図とガイドブックもらって、予定通りのエアコンバスに乗ります。
12レアルと思って22渡したらおつりくれません。
なんとなく到着した時って言ってるっぽかったので、ひとまず席に着きます。
それにしても眠い。
昨日は結局あんまりちゃんと寝れなかったので、バスでもウトウトしてました。

予定では45~90分って書いてたのですが、朝にもかかわらず、120分くらいかかって、Rocinhaという地区に到着。
バスの運転手におつり請求するも、言葉が全く通じず、渡す気配がありません。
めっちゃ粘ってたら、乗客の人がなんか言ってくれて、おつりくれました。
もしかしたらあの乗客が肩代わりしてくれたのかも。

とりあえずちょっとしたロータリー的なところにとめてくれたので、聞き込み。
メモに行き先書いてたので、すぐにわかりました。
バイクタクシーとバンの選択肢がありましたが、バンを選びました。
速さではバイタクやろうけど、バックパック背負ってバイクはキツそうなので。
でも想像通り、バンはめっちゃ停車して、のろのろ坂道を登ります。
ここでも時間かかりました。
もう坂道登ってる時点で、この地区はなかなかあかん感じやなって思ってました。
まぁそれはあとで。

無事、予定通りの場所?に下ろしてもらって、ゲストハウスに向かいます。
道路に面してると思ったら看板しかなくて、商店街?の奥の方にあるらしい。
なんかブラジル人少年が案内してくれました。
めちゃくちゃ汚い道に、急すぎる危険な階段。やっぱりあかんやつや。
ちょっとアジアっぽいから、チップ請求されるのかと気を張ってましたが、どうやら関係者っぽい。
ゲストハウスっていうか、普通のお宅です。
なんかホームステイみたいな感じ。
でも部屋は6ベットで、ほとんど埋まってました。
部屋はこの部屋しかないっぽくて、ほんまに家族経営って感じです。

今日の予定は?って聞かれて、サッカー見てから、バスターミナルにチケット買いに行くって言うと、この近くでもチケット買えるよ。って言われます。
連れていってあげる。って言われたので、ありがたくお願いすることに。

荷物置いて、旅行代理店に向かいます。
が、閉まってます。
いつもならあいてるんやけど…って言われて、坂道下ったところにもあるからそこに行こうって言われます。
そろそろ、ファンフェスタに行くには時間微妙やな…って思ってたのですが、親切を無碍にするわけにもいかないので、ついていきます。
今考えると、断っとけばよかったかも。

バイタクで下ります。
けっこうスピード出します。
これは怖い。こけたら怪我します。
まぁちゃんとヘルメット貸してくれますが。
一瞬で下に到着。
早く代理店に行きたいけど、この宿のマカって奴はなかなかマイペース。
なんか知り合い?いっぱいおるし、世間話めっちゃします。
そんなわけで時間だいぶかかって、旅行代理店でチケット購入。
しかもけっこう高かった。
一応、座席倒して寝れるやつにしてくれましたが、8000円くらいかかりました。
だいたい5000円以下やと思ってたので、ちょっとイタい。

またゆるゆると世間話しながら宿に帰ります。
もうキックオフまで40分。
さすがに時間ないからめっちゃ悩みましたが、せっかくやから行きたい!ってことで挑戦することに。
宿の人に聞いたら、たぶん時間ないけど、グッドラック!って言われます。
バス停でバスを待ちますが、バスが来ない。
反対側に行くのは3つくらいみたのですが、行きたい方向に行くバスが来ない。
もう待ってる間にブラジル戦始まっちゃいました。
後半だけでもファンフェスタで観れたらいいなって思ってたのですが、今から乗っても、後半間に合うか分からない。
もう、仕方ないので、宿に戻って見ることに。
なんかけっこう町中で爆発音が響いてます。
ロケット花火の音もしますが、もっと重い爆発音もします。
ちょっと身の危険を感じました。
なぜか宿のテレビはデカくて綺麗でした。
戻ってみると、親戚一同?揃って見てます。
リビングに15人くらい詰まってます。
そこで一緒に見せてもらいます。

これがなかなか面白い。
特に宿のおばちゃん。
吠えます。
ヨーロッパとかやと、チャンスがやったら、「ウォーッ!!!」って感じですが、彼らは「ギャアーッ!!!!!」って吠えます。
おもしろい。
それにみてる時、家族みんなで冗談言い合いながら見てます。
国民のスポーツなんですね。

後半にはご飯がでてきて、僕もご馳走になっちゃいました。
おいしかった。

試合はPKまでいきましたね。
楽しかったです。
ていうかお互いPK外しすぎ。笑
だから余計に面白かったですけど。
おばちゃんとか、ジュリオセザールに止めてくれって膝ついてお願いしてました。
最後の最後はみんなで肩組んで応援。
決まった瞬間の盛り上がりは異常です。
町中でブブゼラや花火やらがうるさいです。
PKは全部ムービー撮ってたのですが、10分くらいあって絶対アップロードできません。笑
それにしても面白かった。


でも、昨日ちゃんと寝てないからか、眠たくてしょうがない。
まぁ今更外でてもやることないし、部屋にこもって寝ようと思います。
が、うるさくて寝れない。
しょうがないからパソコンしてました。

宿のマカに、もし今日の夜暇ならブラジル寿司食べに行こうよって誘われてました。
君の意見を聞いてみたい。って。
海外の寿司をここで経験することになるとは。
せっかくなので、約束してました。
しかし、全然出発しない。
マカの嫁が来たら出発するとのこと。
結局出発したのは9時。
眠かったし、めんどくさくなってきたところでした。

でもマカはやっぱりマイペース。
なんか友達来るから先行っといてって、言われます。
なので嫁と2人で先に行きます。
バイタクが捕まらないから、結局歩いて下まで行きました。

彼女はオーストラリア人。
そもそもマカもオーストラリアに住んでて、今はちょっと帰省してるらしい。
彼女がいろいろ話してくれました。
ここ、ファベーラのこと。
まぁ、ざっくり言えば、スラムですよね。
政府がちゃんと支援しないから、ギャングが仕切ってるのよ。って。
そんな映画の設定みたいなことあるんですね。笑
ブラジルの警察は賄賂で腐ってるから、ギャングの方が平和なの。
もし悪いことするやつが居たら、足を切ってもうこの町へ入って来れないようにするわ。
ギャングがお金を集めてそれを分配して、うまくいってる。
たまに警察とギャングが撃ち合ったり、ギャング同士が撃ち合ったりするけど、基本的には平和で安全ね。って。
いやー、どうなんやろう?笑
まぁ確かにそこらへんに居る人は、ちょっと貧しい感じもするけど、ギラギラしてる感じはなくて、フレンドリーな感じ。
もしなんかあったら助けてくれそう。
そもそもギャングが仕切ってるこの町で、半端者が強盗するとか、それこそ目をつけられるのかも。
分からんけれど。
そういう意味では確かに安全な気もしなくはない。
実際、この町を歩いてみたい気はけっこうします。
あんまりカメラとか出したくないですけど。
撮ったらあかんとことか撮っちゃったりするかもしれんし。
だからあんまり写真撮りたくないです。
いや、撮りたいけど、不安やから撮れない。

ただ、嫁はやたら「ピースフル」って言ってました。
いや、ピースフルはちょっと違う気がしますよね。笑
そんな平和じゃないでしょ。
でもなんとなくこの町は魅力的。
ザ・バックパッカーするならここに泊まったら面白そうです。

久しぶりに考えさせられる感じです。
ギャングとか、この旅で初めて考えました。
さすが南米です。

そんなこんなで坂のしたに到着。
この辺が中心部で、お店とかがいっぱいあるらしい。
今日は週末。ブラジル人は毎週末がパーティらしい。
しかも今日はブラジル勝ちましたしね。
盛り上がってるわけです。
路上でみんなお酒飲んでます。
ここには六軒も日本食レストランがあるらしい。
最初の一つは満席やったので、もう一つのところへ。

いくつか寿司注文してくれます。
天ぷら寿司はなんとなく知ってました。
それでも、サーモンとイチゴとチーズって、どういう発想?
しかも醤油つけて食べるんですね。
うーん…微妙。
ひとつだけ、サーモンの皮って寿司があったけど、それは美味しかったです。




それから外で手巻き寿司食べて、少しその辺の友達?とおしゃべり。
というか荒絡みされます。
マイネームイズチアゴって言ってました。
明らかにハイになってます。
タバコ吸う?お酒飲む?マリファナやる?って。
なんか来る途中に部屋の人おって、その人もマリファナどうのこうのって言ってたから、普通なんかも。
マリファナはこの前一緒やったウッチーさんは何回も誘われたって言ってたから、ここだけ特別ってわけではないと思いますが。

さすがに眠かったので、僕は早めに帰宅します。
一回道の向こう側で発砲音が。
なんか警察とトラブったみたい。
一時騒然として少し怖かったです。

さっきのチアゴ君も警察のこと嫌いっぽかったし。
ほんまに腐敗してるのか、ここやからそういう教育を受けてきてるのか、微妙なところです。
寿司だけじゃあまりお腹膨れなかったので、帰りに屋台でバーガー買って食べました。
そこでもそこそこ荒絡みされました。
ブラジル人は陽気です。

宿に帰って、明日に備えて眠ります。
コルコバード、けっこう混んでるらしいです。

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